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日本
02月16日 台灣上映
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ブルースチール評論(12)
ジェイミー・リー・カーチスが若い。カット割や銃撃音など所々古いと感じるが、それ以外は昔の映画と感じず見れた。前半引き込まれるが後半になり、ロン・シルバーのサイコ感が増す中、ストーリーの粗さが目立つ。あんだけ警官の主人公が狙われてるんだから、普通その後、警戒や保護監視
されるところ、無防備で、両親宅や自宅まで侵入されないだろし、相棒となった刑事といきなり恋仲にはならないどう
シガニー・ウィバーに次ぐ、強い女性の象徴ジェイミー・リー・カーティス。
流石のキャスリン・ビグローだけあって、一コマ一コマの空間はリアルだったが、90年作なだけに演出の古さや、犯人のディテールの曖昧さが感じられる。また濡れ場を不必要に入れたがる時代を感じる演出も違和感がある。
しかしながら、正義を行使する事と、殺人鬼の狂気とを重ね、上手く対比させた作品だ。
リボルバーのドアップのオープニング
昔見た時のイメージよりかなり細く見える。
女が警官?っていう揶揄
銃撃音と効果が凄い
なぜ警官になった?て3回ぐらい聞かれる。
獣のようなレイプ
ニューヨーク
摩天楼の夜景度々。ツインタワーも映る
最後はやはり制服姿になって
しかし彼は不死身か⁉
拳銃が大砲みたい
ジェイミー・リー・カーティスがカッコいい!
新人警官のはずなのに初っ端から波乱続きで、だんだんとベテランの風格みたいなものが出て来ました(笑)
女性警官への偏見に悩み苦しみながらも、制服に袖を通し犯罪都市ニューヨークの夜に立ち向かう姿に女性本来の逞しさを見た気がしました。
銃の圧倒的な強さに魅了された、という面においてはメーガンもユージーンも同じ。その“強さ”への憧れの方向性の違いが両者を隔てていますが、そのボーダーは紙一重だなぁ、と…。メーガンもユージーンのような狂気へ落ちていた可能性もあったのかもしれないなと思いました。だからこそ、無意識の共通点からふたりは惹かれ合ったのかもしれませんねぇ…。
決別後の対決は手に汗握るもので、始終ハラハラしっぱなしでした。知能と狡猾さでなかなか尻尾を掴ませないユージーンに腹立たしさを覚え、メーガンの捜査の綱渡り感の危うさに気を揉まされました。そして、ユージーンのエスカレートする犯行と気持ち悪いぐらいの執着に怒りが大爆発! クライマックスの“ブルースチール”同士の死闘が秀逸の極みでした。