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ビッグ・アメリカン プロット アメリカ 01月01日 1977 台灣上映
ビッグ(1988) プロット アメリカ 07月30日 1988 台灣上映
ビッグ・ウェイブ プロット アメリカ・日本合作 06月02日 1984 台灣上映
ビッグ・ガン プロット イタリア 11月01日 1973 台灣上映
ビッグ・タイム プロット アメリカ 03月17日 1989 台灣上映
ビッグ・ビジネス プロット アメリカ 09月15日 1988 台灣上映
ビッグ・ウェンズデー評論(10)
総合:80点
ストーリー: 80
キャスト: 80
演出: 80
ビジュアル: 80
音楽: 75
酒・女・パーティ・麻薬・喧嘩。最初は少々短絡的で軽くて五月蠅い青春物だと思った。だが長い時間の経過を経て、彼らの友情とそれぞれの生き方が積み重なっていく様子が心に染み渡ってきた。
見る前は伝説の大波にサーフィンに挑戦する映画なのかと思っていた。実際それは間違いではないのであるが、だがサーフィンは実はこの映画の中心ではない。登場人物達の青春時代の生活の中心であったものがサーフィン。出会いと別れ、喜びと悲しみ。栄光の時代も過ぎ去り、いつまでも変わらないままにいられるわけではない。
最後のサーフィンはそんな背景の上に行われる。これがなければただのサーフィンを延延しているだけの映像になり、美しい映像とはいえサーフィンに興味がない人には退屈だったかもしれない。だが数年ぶりに会った彼らは一言も喋らずに思いを共有し、海へと歩き出していくのだ。だから押し寄せる大波と彼らの美しいサーフィンの映像はただのサーフィンではなく、そんな彼らの青春の深い思いが込もったサーフィンだというのが伝わり、随分と感傷的な気分にさせてくれる。
ああ、懐かしい。誰にでもある青春時代を描いた作品だった。
昔観た時はウィリアム。カットや「エアーウルフシリーズ」のジャン・マイケル・ビンセントだって全然知らなかった。
ただサーフィンの映像が素晴らしくて、物語や時代背景やその音楽の素晴らしさを解っていなかった。
ストーリーやメッセージ、映像を通して語りかける青春像・・・
素晴らしい作品です。
特に40代のみんなは観てほしい。
ラストのビッグ・ウェーブは圧巻の迫力。音響もいいし、小細工していない迫真の演技。
お決まりな自宅でのパーティ、ドンチャン騒ぎが類を見ない程に酷い有り様で黙って本を読んでいる母親?の懐の深さに感服。
マットが起こすメキシコでの大乱闘に闘牛士の如く車の玉突き事故とアセった表情が同じなのが可笑しい。
ラストの波乗りシーンは圧巻の一言で大迫力な映像とサーファー達が羨ましくもあり魅入ってしまう。
物語前半の青春を謳歌している場面が徴兵を逃れるシーンも含めてテンポ良く進み70年代を迎えた後半からの時代には逆らえない寂しさが。
マットが落ちぶれてしまった切っ掛けと立ち直る描写がイマイチ不透明な気も!?
波に乗れたら最高だろうと強く思わせる青春映画。
ヒッピー文化とサーフィン文化は近い様でまた異なるが、その二つが交差するシーンがあり主人公がヒッピーを馬鹿にしてみせてその立場を明らかにする
その世代の青春の始まりと終わりの映画
エンディングの夕陽は彼らの世代の青春の落日を示すもの
団塊世代、45年生まれなら17才から29才の物語
サーフィンの波が彼らの青春を象徴している
全編に潮騒と海鳴りの音が絶えず聞こえるのが心地よい