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テイクオーバーゾーン評論(19)
思春期特有のやり場の無い苛立ちを、複雑な環境と絡めて視聴者に訴えている傑作と思います。
クライマックスへの持って行き方が、個人的には残念だと感じましたが、主演女優の演技力も高く全編通して楽しめました。
あまり目立たないシーンながら、教育者としての悩みも描くなど、接し方が難しい思春期の女の子に、飾らずに真剣に向き合う周りの人々、早く環境を変えたいと思うもその方法を考えようとしない本人の迷いなど、中学生という難しい年頃を様々な角度、視点から描いています。
ただ、自分は奈良の人間なので、むしろ楽しみながら観れましたが、舞台が奈良である必要は無いかなと感じてしまいました。
奈良らしさと言うか、奈良ならではの良さ等が取り入れられていると、もっと良かったと思います。
どの年代も感情移入してしまうところがあり、考えさせられる作品でした。
出演している中学生は主演、準キャスト、エキストラ全て現役中学生でとてもリアリティがあり、親からしたら中学生は子供だと思っているのだけれど、意外と大人な考え方をするところもあって、でも繊細で、大人をよく観察していて、ドキッとする場面が多々ありました。
主演の吉名莉瑠さんの演技もとても素晴らしく、糸瀬七葉さんとのバランスもよく、彼氏役の森山瑛さんの好青年感もすごくよかったです。
また、陸上部員たちの心境が『目』に表されているところもとてもよかったです。
『テイクオーバーゾーン』とはリレー競技でバトンを受け渡すことができる範囲のこと。
作品名の深い意味を感じながら、最後はグッと心を持っていかれて涙腺崩壊でした。
ドローンを使っての奈良の景色はとても綺麗で監督の奈良愛を感じました。
私はこの作品で映画を初めてもう一度観たいと思い、再び映画館へ足を運びました。
一人でも多くの人に観ていただきたいお勧め作品です。
お父さん
繋いだ手
涙が止まらなかった。
彼女に彼女たちに
どこかの誰かに
涙が溢れた。
初めて映画を見て泣いた。
地元奈良が舞台ということと伏見中学校の生徒さん達が出演しているというのを聞いて興味が湧いたので観てきました。
序盤から再婚した母親との再会やその再婚した家族内のやりとり、主人公の荒んだ生活シーンの連続にハラハラドキドキして、普段、コメディ映画を見ている私としては、「早く箸休め的シーンがほしい!」と思ったところで、モロゾフのプリンの容器でお茶を飲むシーンが。私たち世代の「あるある」に思わずニヤリ。細かい所にもこだわって作ってるんやなぁと思いつつ物語はいよいよ終盤へ。
この映画で最も印象深かったのが、主人公が母親家族と別れて父親の待つクルマに向かって走っていくラストシーン。
競技場内からクルマに乗り込むまで、ノーカットで主人公をカメラが追いかけていくのですが、母親から離れていくほどにカメラのブレが大きくなっていき、最後にクルマに乗り込んだ瞬間、堰を切ったように泣くシーンには、主人公の気持ちがよく表現されていたように思います。
みんな笑顔でのハッピーエンドではなかったですが、今後の主人公の成長や日々の生活を視聴者に想像する余地を残した良い作品でした。