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哀しみのベラドンナ プロット 日本 06月30日 1973 台灣上映
哀しみのスパイ プロット フランス 02月01日 1997 台灣上映
哀しみのラストダンス プロット アメリカ 09月03日 1988 台灣上映
愛と哀しみのボレロ プロット フランス 10月17日 2015 台灣上映
哀しみの街かど プロット アメリカ 11月20日 1971 台灣上映
哀しみの終るとき プロット フランス 01月15日 1972 台灣上映
哀しみのトリスターナ評論(1)
「華麗なるフランス映画」という企画上映で(数十年ぶりに)見たが、ブニュエルやアントニオーニをフランス映画というくくりに入れるのは違和感があるな。この映画など全編スペイン語で、舞台もスペインだ。ま、たぶん俳優中心に編んだ企画なんだろうけど。
ブニュエルの即物的で情け容赦ない筆致はここでも徹底している。あと、夢の唐突な闖入も。フェルナンド・レイはブニュエルの作品にたびたび出演しているが、ほぼ同じような役柄で、監督自身を投影しているのかもしれない。
レイ扮する老人が仲間と歓談している横を、トリスターナが松葉杖の音を響かせながら何度も往復するシーンが怖い。