海の底からモナムール
プロット
日本・フランス合作
12月04日 2020 台灣上映
水からの速達
プロット
日本
03月05日 1993 台灣上映
水いらずの星
プロット
日本
11月24日 2023 台灣上映
水深ゼロメートルから
プロット
日本
05月03日 台灣上映
川の底からこんにちは
プロット
日本
05月01日 2010 台灣上映
からみ合い
プロット
日本
02月17日 1962 台灣上映
本站關於電影海報,預告,影評,新聞,評論的綜合性電影網站,我們提供最新最好的的電影以及在線影評,業務合作亦或意見建議請電郵我們。(Copyright © 2017 - 2022 KKTM)。聯絡我們
仄暗い水の底から評論(11)
寂れた団地を舞台にしているせいか、そこはかとなく昭和の時代の匂いがプンプンしますね。
中田秀夫監督の"水"に対しての並々ならぬこだわりは、ここでも健在でした。
母の愛は海よりも深しを感じさせるラストシーンが、何だか物悲しい気持ちにさせてくれます。
以前観たときにはそれほどのものを感じなかったが、リメイク版『ダーク・ウォーター』を観た後にまた観ると違った映画のようにも思える。
最初から主人公淑美の精神科に通っていた事実が明らかにされているので、「この女性は狂ってるんだ」などと先入観を植え付けられてしまう。逆に、郁子の一人遊びを中心として、不明な点、矛盾点がリメイク版では解決されているために、このオリジナルの穴ばかり気になってしまう。
そして、ラストの行動に出る黒木瞳の心理変化がさっぱりわからないのも欠点。これも『ダークウォーター』を観るとよくわかる。最初に観たときに全くわからなかったくらいだ。理解できないから、恐怖感も薄い。10年後の映像によって、物語全体を振りかえって理解できるだ。
10年後のシーンがやたらと長いし、初めてあったような母親を前にして、あんなにポンポンと台詞が飛び出す脚本も疑問だ。
シンプルに。
ホラーなんだけど、母子が離れ離れになり後に再開した時、寂しい別れ方なのかも知れないけど、郁子(菅野莉央)にしてみれば欠けていた記憶を補う事が出来、ある意味この結末だからこそ良かれ悪かれ次に進める事が出来るのではないか、と感じた。
なんとなく見たのでハッキリ覚えて無いシーンも多いが、恐怖感を感じるよりも心を揺さぶられる印象を受け、単純に怖いのを楽しむ為だけのホラー作品、とは言えないと思った。
以前高評価を受けたと聞いていたが、確かに作品自体からは好印象を受けた。
公開当時はホラーブームもあり、「あんまり怖くない」という部分だけが強調されていた感がありましたが、改めると味のある悲しい話でした。
懐かしいような寂れた団地の描写も薄気味悪さをよく表していて、自然に気持ちが入っていきます。
また、主演の黒木瞳さんのキャラクターがよく描かれていて、それに加えて演技が伴っているからこそこの映画が成立している感じを受けます。
水川あさみさんは第3回ミスTOKYOウォーカーだったんですね。知りませんでした。今は人気女優ですが、出演していたことも知らなかったので初々しい演技が観れたのは幸いでしたw
黒木瞳のキャラクターがよく描きこまれているため物語としての求心力があり退屈させない
直接的な怖さはないが薄暗い市営住宅の通路や屋上などの雰囲気が非常によく出ている