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愛欲の渦 プロット アルゼンチン・スペイン・ブラジル・ドイツ合作 10月09日 2020 台灣上映
渦(2000) プロット カナダ 07月28日 2001 台灣上映
渦巻く都会 プロット アメリカ 01月01日 1900 台灣上映
女体渦巻島 プロット 日本 02月27日 1960 台灣上映
愛のエチュード プロット イギリス 09月01日 2001 台灣上映
愛のメモリー プロット アメリカ 01月28日 1978 台灣上映
愛の渦評論(20)
ア○コが臭い呼ばわりされる三津谷葉子が非常にかわいそうである。
なんでこの3人を悪者にしたか。池松壮亮と門脇麦の恋愛を相対的に美しく見せるためなのだろうけど、作り手の意図が見え過ぎてつらい。そもそも別に悪者にしなくてもこの2人の恋愛はそこそこ煌めいて見えていた。
とは言うものの、恋愛っぽくなる2人の間にそれらしい会話が交わされないのも、いくらこの2人がコミュ障キャラだとしてもどうなんだろうと思う。
結局セックスと恋愛の違いって何?というようなことがテーマになってくる話だと思うのだが、描かれていかないので間延びして感じる。
池松壮亮が別の女とセックスしてしまったという時に門脇麦は彼にどんな言葉をかけたのか?2人はどんなふうにその後再びセックスするに至ったのか?ドラマとして見たいポイントがスルーされてしまうので気持ちが盛り上がって行かない。
女にとってはあの夜は非日常、男にとっては日常。と、すれ違いでオチをつけてあるが、あまりにも普通だ。ドラマの外にそれぞれのキャラクターの日常があるという事も、そんな事描かれなくても分かってるよと思ってしまう。
でも、みんなよく短時間で何回もできるよなぁ。。。
現実なんだけど私たちが生活している所とは別世界の話のようで、知らない世界を見ているようでワクワクして観てしまう。
出演している俳優さんたちもなかなかきわどいシーンが多かったがうまく人間の欲を解放した姿を演じていてエロティックだった。
映画の最後に「ここにはそんなかっこいい訳ありのやつなんかいないよ」みたいなことを店員が言うシーンがあるが、こんな特別な世界のようなところだけど別に特別じゃないとさらっと言ってしまう店員がかっこよくてとても印象的だった。
最後のニートと女子大生の行末も見どころで、現実にハッと戻される。