巨匠クリント・イーストウッドが自身の監督作では10年ぶりに銀幕復帰を果たして主演を務め、87歳の老人がひとりで大量のコカインを運んでいたという実際の報道記事をもとに、長年にわたり麻薬の運び屋をしていた孤独な老人の姿を描いたドラマ。家族をないがしろに仕事一筋で生きてきたアール・ストーンだったが、いまは金もなく、孤独な90歳の老人になっていた。
商売に失敗して自宅も差し押さえられて途方に暮れていたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられたアールは、簡単な仕事だと思って依頼を引き受けたが、実はその仕事は、メキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だった。
脚本は「グラン・トリノ」のニック・シェンク。イーストウッドは「人生の特等席」以来6年ぶり、自身の監督作では「グラン・トリノ」以来10年ぶりに俳優として出演も果たした。共演は、アールを追い込んでいく麻薬捜査官役で「アメリカン・スナイパー」のブラッドリー・クーパーのほか、ローレンス・フィッシュバーン、アンディ・ガルシアら実力派が集結。イーストウッドの実娘アリソン・イーストウッドも出演している。
本站關於電影海報,預告,影評,新聞,評論的綜合性電影網站,我們提供最新最好的的電影以及在線影評,業務合作亦或意見建議請電郵我們。(Copyright © 2017 - 2022 KKTM)。聯絡我們
運び屋評論(20)
90歳近いクリント・イーストウッドが出演してるだけで凄い。老人がコカインの運び屋と言うストーリーは面白い。力の抜けた自然の演技が良い。ブラッドリー・クーパーの演技もいいが、いくら逮捕前に偶然会って会話したからって、罪を犯した者に対して、優しすぎると感じた。
しかし、仕事に没頭するあまり家族からは阻害され居場所がありません。
頑張って来た仕事も上手くいかず家も競売に掛けられる始末。
そんな中、積み荷を運ぶという手軽な仕事が入って来た。
彼の家族との距離は縮まっていく中、彼の人生の終焉も近いのか?
実話を基にした映画となっています。
アール役にクリントイーストウッドが出演しています。
老いぼれ、抜けているけど、なんだか憎めないお爺さん。
上手いこと演じきっています。
90才の爺さんがまさか運び屋なんてやるなんて誰も想像できない。
そんな人間の心理を描いたお話。
お勧めです。
人生で大切なことを教えてくれる作品です。
クリントイーストウッド御大、本当にスゴイな。滲み出る全てがたまらん。歳を感じさせない演技ってよく見かけるけど、しっかりと歳を感じさせる演技の深みって、こういう事を言うんだと納得させられる。
全編通してユーモアに溢れ、人々は優しく、とは言え、アメリカが如何に有色人種とって差別が続いているか社会の姿をしっかりと映し出す。これだけ事を嫌みなく詰め込みながらも、テンポ感を極端に上げずに、バタつかず、静かさすら感じさせる。
感度的な作品。本当に素晴らしい。