大進撃
プロット
フランス
12月15日 1967 台灣上映
ポーキーズ 最後の反撃
プロット
アメリカ・カナダ合作
05月24日 1986 台灣上映
温泉ゲリラ 大笑撃
プロット
日本
02月14日 1968 台灣上映
ザ・スパイダースの大進撃
プロット
日本
01月03日 1968 台灣上映
攻撃
プロット
アメリカ
11月01日 1956 台灣上映
突撃
プロット
アメリカ
01月01日 1958 台灣上映
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大反撃評論(2)
ドイツ軍の反攻に備えるが、古城にある美術品を守るために撤退すべきとの議論が起きる。
アメリカ軍とドイツ軍が欧州の文明を破壊する、というテーマが興味深い。
日曜の早朝、何気なくケーブルテレビのチャンネルをサーフィンしているうちに始まって30分程度経過した同作品に遭遇した。
なんとなく引き込まれ、結局は最後まで観てしまったが、シドニーポラック初期の監督作品だろうか。こんなにもアイロニカルな作品があったとは知らなかった。
印象的なシーンは数多かったが、見張り中のアメリカ兵の斥候が、自作の縦笛で少しスイングしたブラームスの子守歌を吹くと、薮の中から「ブラームスの子守歌はそんなんじゃない」とドイツの偵察兵に注意されるシーンが一番味わい深かった。
注意されたアメリカ兵は、ドイツ兵に促されて縦笛を薮の中に放り投げる。ドイツ兵は「なめらかな」旋律で子守歌を演奏する。すると…
芸術マニアの上官や、一週回ってしまったバートランカスター演じる隊長、闘うことに空しさを覚えてパン屋になろうとするピーターフォーク演じる兵士、同じく宗教に走るブルースダーンと思しき兵士。
皆、どこかに一癖ある役どころが、銘々に理由を見付けて闘い、銃弾に倒れていく。
歴史を踏みにじる戦争の狂気を、どこか静かなコメディタッチで描いた掘り出し物であった。次の放送日を見付けて、今度は冒頭から鑑賞したい。