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仁義なき戦い 広島死闘篇評論(16)
村岡組組長・村岡は器用で腹黒い人間。巧みな演技で上っ面は人情味のあふれる親分を演じる。しかし腹の底は仁義のかけらも無い利己的な人間で、自分の利益の為なら組員を道具のように使う非道な人間。子分を自分の駒としか思っていない。
一方、主人公の村岡組組員・山中は不器用で馬鹿正直者。特攻隊を目指していたが、終戦によってなることができなかった特攻崩れ。組長・村岡に拾われ村岡組に入る。村岡の人情味あふれる演技に騙され、彼を慕い彼に尽くす。結局村岡に良いように使われ、敵対する組の組員を殺しまくる。
良いように使う村岡と、良いように使われる山中。
まさに、腹黒い奴ほど笑い、正直者ほど馬鹿を見る。
第1作目からブレていないテーマで、これぞ「仁義なき戦い」といった内容だ。
村岡組と敵対する大友組の大友勝利を演じた、千葉真一の演技がかなり凄い。大友勝利はかなりぶっ飛んだキャラクターで台詞がいちいち面白い。任侠道を大切にする大友の父親の組織が、村岡組に対して好戦的な大友勝利を止めようとするシーンがあるのだが、そこで吐く大友勝利の台詞が最高に面白い。「やかましい!おどれら、村岡ゆうたらちびりやがって。あいつらの風下に立ってよ、せんずりかいて仁義で首くくっとれ言うんか、おう?広島にヤクザは二つも要りやせんのじゃ」
せんずりかいて仁義で首くくる とか、的確だし凄い表現だよ笑
当時女性人気も高く国民的アイドルだった千葉真一にとって、こういった大友の下品で過激な言動を演じるのは、悩ましいものもあったらしいんだけど、深作欣二が半ば強制的にやらせたらしい笑 最高すぎるよ千葉ちゃん。
そして川谷拓三、海でモーターボートに紐をつけて引きずり回され、木に吊り上げられるシーン。寒さと過酷なロケで、本当に死にかけたらしい。スタントなしのピラニア軍団魂。凄すぎる。
そういった俳優陣表情を引き出した名匠 深作欣二。恐るべし!!
この作品も半端じゃない傑作だ!!