トゥルーへの手紙
プロット
アメリカ
10月01日 2005 台灣上映
フレディ・ビアシュへの手紙
プロット
スイス
06月23日 1984 台灣上映
雲 息子への手紙
プロット
ベルギー・ドイツ合作
09月11日 2004 台灣上映
三人の妻への手紙
プロット
アメリカ
05月09日 1950 台灣上映
チィファの手紙
プロット
中国
09月11日 2020 台灣上映
日本一短い「母」への手紙
プロット
日本
11月23日 1995 台灣上映
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レオポルド・ブルームへの手紙評論(1)
映画「レオポルド・ブルームへの手紙」(メヒディ・ノロウジアン監督)から。
授業で書いた手紙がきっかけで、少年と囚人が手紙を介して繋がっていく。
でも途中で、あれ、この2人同じ人物かな?と疑問を持ち、
物語が進むにつれ、主人公の2人(少年レオポルドと囚人スティーヴン)は、
ジェイムス・ジョイスの「ユリシーズ」に登場する兄弟の名前だと気付いた時、
その仕掛けに対して、なるほどなぁと唸った。
母が嫌いだったから名付けたとされる「レオポルド」は、
同時に母が気に入っていたと思われる「スティーヴン」ではないか、と。
「一人は信じ続け、もう一人は疑い続ける」兄弟こそ、同一人物の主人公。
人は誰でも2面性の持ち合わせていることを、改めて実感した。
作品冒頭にメモした「物語の始まりは、予測できない。人生の始まりも。
それぞれの物語や人物の背後に歴史がある。
歴史が物語で作られているように、物語にも物語がある」というフレーズが、
意味をもって輝き出したのはこの時からである。
「過去の行動が、自分の未来を決める。それが世の常だ」や
「僕は彼を殺し、母は僕を殺した。理由はそれぞれです」など、
作品の仕掛けがわからないと、その台詞の意味さえわからなかったが、
たぶん、この映画、最初からこの視点で観ると、単純なんだろうなぁ。
邦画タイトルで騙されてしまったかも。(汗)