マイ・ビューティフル・ジョー
プロット
アメリカ
03月29日 2003 台灣上映
ビューティフル
プロット
アメリカ
01月26日 2002 台灣上映
ビューティフル・ガールズ
プロット
アメリカ
09月07日 1996 台灣上映
ビューティフル・デイズ
プロット
インドネシア
03月05日 2005 台灣上映
ビューティフル・ルーザーズ
プロット
アメリカ
08月02日 2008 台灣上映
ビューティフル・サンデー
プロット
韓国
10月11日 2008 台灣上映
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マイ・ビューティフル・ランドレット評論(6)
英国に渡ったパキスタン移民が抱える差別と貧困という問題を交えながら、その地に根を張って生きようとする彼らの姿を描く。だけど一族の話があり仕事の話があり幼馴染のイギリス人との友情なのか恋愛なのか仕事をする同僚なのかわからない関係があり、何を主題として描きたいのか物語がはっきりとしない。登場人物たちの経歴の掘り下げも浅い。そのために結末も含めていろんなことが中途半端なままに終わってしまった。
一方、オマール(ゴードン・ウォーネット)の父は、酒浸りの日々。息子には”自分と同じにならないよう”大学進学”を望んでいる。
同じ、移民の兄弟でも明暗を分けている。
ーサッチャー政権下のイギリスは、彼女の新保守主義の考えに基づいた富裕層優遇政策のあおりを受け、白人の労働者層が貧困を極め、その不満が鉄の女と揶揄されたサッチャー首相自身や、自分たちの仕事を奪っている成功移民者達に向かっていた時代である。-
ナセルも、オマールの将来を気遣い、自分の店で働かせ、更にはコインランドリーの運営も任せる。
オマールは幼馴染で、昔はワルをやっていたと仄めかされるジョニー(ダニエル・デイ=ルイス)を雇い、ナセル一族の少しヤバめのサリームからクスリをちょろまかし、店を改装。
コインランドリー新規オープンにこぎつけるが・・。
ー今、鑑賞すると当時の政治状況を背景に、移民問題(移民が、イギリス人労働者より富んでいる・・)や当時は描かれにくかった、同性同士の愛、混沌としたイギリス社会の断面が生々しく描かれており、興味深い。
更には、ニューロマンティックスっぽいエレクトロニックミュジーックが流れるクラブの内装などの、色彩のケバケバシイ美しさも”時代感が出ていて”良い。
だが、矢張り、この作品を成立させているのは、若きダニエル・デイ=ルイスの圧倒的存在感と美しさであろうことは間違いないと思った作品。ー
もう少しストーリーを見たかったな。
なんで二人が付き合う事になったかも良く分からなかった。
不況にあえぐサッチャー政権下の英国。イギリス人の若者は職にありつけず、移民2世であるパキスタン人の若者に雇ってもらうという逆転現象。しかし、映画はこの逆転現象を皮肉に描くのではなく、ジェンダーやセックスの問題も横糸に張り巡らして、こののちの先進国社会の諸相を見事に織り上げてみせる。
性と経済の問題は非常に密接である。
この映画に出てくる人々の目下の問題は性と金である。性的な関係が金を動かし、また金の切れ目が縁の切れ目となる別れもある。
30年経った現在、映画に描かれている問題は、あの頃よりも一層明らかな問題となっている。
確かにサッチャーの新保守主義によって英国経済は復活した。しかしそれは、金融テクノロジーと資本の集中による、富の遍在と格差を前提とした経済成長であった。
移民や資本を持たない者たちにとっては、事態は一向に変わらず、両者のヤマアラシジレンマのような関係もこの当時から変化してはいない。
変わったのは、問題を見つめる人びとのまなざしのほうである。