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マイスモールランド評論(10)
在留資格を失った在日クルド人家族の物語。
監督は是枝監督率いる映像チーム出身らしく、ここでも家族の在り方を描いていました。
この儚い物語にサーリャ役の嵐莉菜の空気がぴったりで、その佇まいは幻想的ですらあるでしょう。
高校生の少女が抱えるにはあまりにも大きい問題に翻弄されて、揺れ動いて、小さな恋をして、「ずっとここにいたい」たったそれが叶わない現実。
“かわいそう”そんな気持ちだけで片付く問題でないのは十分わかっているんです。
が、選択の余地無しに子どもが犠牲になってしまうのはどうしても辛い。
そんな中、家族皆でラーメンを食べるシーン。
ごく当たり前な風景だけど、それがすごく愛おしい時間でした。
また、高校生の目線で描かれているのも作品のテーマに即して良かったです。
物語の最後。「私たちの未来に…」と言葉を詰まらせながらも、決意を持った眼差しが素晴らしい余韻でした。
監督の川和田恵真さんに主演の嵐莉菜さん、今後の活躍がとても楽しみです。
ただ、難民のドキュメンタリーを目にすることはあるが、在留資格の線引きは正直なところ分からないことが多いのが現状だ。
この難題をドキュメンタリーではなく、フィクションとして描いた本作は、「知る」ことよりも「共感する」視点が大きい分、見る側は自然と、他人事でなく考えられるようになっている。
主人公は、家族とともに生まれた地を離れ、幼い頃から日本で育った17歳のサーリャ。現役高校生でモデルでもある嵐莉奈がクルド人のサーリャを演じていて本作が女優デビューとなる。役柄の大事なところを把握している透明感ある演技で、とてもデビュー作とは思えない風格を持つ。
さらに、『MOTHER マザー』で長澤まさみ演じる母親との関係に翻弄される息子という難役を演じ切った奥平大兼が、2本目の映画となる本作で見せる新たな顔にも注目したい。
脚本・監督は、「分福」所属で是枝裕和の監督助手を務め、本作で商業長編映画デビューとなる川和田恵真。確かに私は、本作を見ながら『誰も知らない』(是枝裕和監督)の空気感と空虚さを思い浮かべていた。
前向きで優秀なサーリャが引っ張るフィクションという面では未来志向で空虚には終わらないので、これからの社会の在り方を考える上でも見ておきたい作品だ。