アニマル ぼくたちと動物のこと
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シークレット ウインドウ評論(20)
シューターの正体は途中で気付いたのですが、結末に至るまでの過程を面白く見させていただきました。
これは原作を読んでいなかったので、原作と映画の違いを調べてみてなるほど……
映画はそれ自体が浸食され書き換えられてしまったというオチなんですね。
洒落が効いてて面白いなと思いました。
派手な演出は無いけど、ジワジワ恐怖が来ます。
ジョニー・デップの二面性が見いります。
元奥さんの思わせ振りな態度に若干イライラしましたが最後は可哀想なことに。
今まで地上波やdvdなどで何回か観賞している。
まず惜しいところだが、誰が見ても分かるようにジョニデがかっこよすぎる。
特別ファンではないが、寝癖や破れたガウンを着ていても全く冴えない男には見えない。
チャーリーとチョコレート工場では少し気持ち悪い男を演じきれていたが、
本作ではこの容姿でしかもそれなりに売れている作家なのに、
妻を他の男に奪われているのがものすごく不自然で、観衆の頭には「何故?」が浮かぶ。
ジョニデよりハンサムというのは難しくても、
テッド役はせめてジョニデより若い俳優にすべきでは?というのが惜しい点。
どう考えてもモートを捨ててテッドを選ぶことが不自然で、最後まで気になったままであった。
そして、後述の良い点で言及するが、元妻とテッドの死はむしろスカッとして良い展開なのだが、
それだけに、犬と探偵と近所の老人を殺す必要性が感じられない。追い詰められている
(と思い込んでいる)演出のために必要なのだろうが、なんだかなあ。
良い点は、たくさん批判を受けている「オチ」である。
原作と変更されたそうだが、自分はこの「オチ」がとても好きだ。
元妻とテッドは自分達が不貞行為を行っておいて、
何故あそこまでモートに横柄な態度を取れるのかが不思議だったが、
このオチのためか。観ている方もスッキリする。
そうでないと、元妻とテッドはあまりにも悪人が過ぎるし、
モートはあまりにも無抵抗過ぎる。元妻に未練があるのはわかるが、
何も家まで奪われなくても…。
全編においてどこまでも殺されて当然な行動を取ったこの二人のお陰で、オチに関しては満点。
望みを成し遂げた後の、モートのスッキリした様子にむしろ共感。
とはいえ犬と探偵と近所の老人は可哀相なのだが…
特別ファンではないが、覚醒したモートが帽子を被ってドアの陰から現れるシーンがかっこいい。
明らかにこのシーンは恐怖感より、かっこよさを狙っていると思う 笑
原作をどう改変したのか知らんが、キングは怒るだろうな。
改変されすぎだし、ほんとヘタレな結末で改悪でしか無い。
ジョニーデツプで無ければクソ映画ですよ、出てても酷いが。
散々期待して最後がこれだと凹むわ、本当に堪忍してください。
最近見る映画こんなんばかりで、めげるわ。
ジョニーデップがひたすらかっこいいけど内容はイマイチ。冒頭でネタバレだし。