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サマー・ソルジャー プロット 日本 03月25日 1972 台灣上映
アロハ・サマー プロット アメリカ 06月18日 1988 台灣上映
コルベット・サマー プロット アメリカ 03月03日 1979 台灣上映
サマー・シュプール プロット アメリカ 08月24日 1991 台灣上映
サマー・ストック プロット アメリカ 01月01日 1900 台灣上映
サマー・デイズ プロット アメリカ 07月02日 1988 台灣上映
シチリア・サマー評論(20)
でも途中で中弛みがあった
ただ、シチリアが好きなので気になっていて、シチリア目当てで観賞。
結論を言うと、1人でも多くの人に観てほしい作品で、映画として名作だと思います。
スルーしなくて、よかった(笑)
事実に基づく映画で、
普通に異性しか興味ない、いわゆるノーマルな多数派の僕には、
ゲイ度は弱く、性描写も弱く、男同士のラブストーリーってより、青春映画っぽくて、
同性愛の当事者だけじゃなく、家族や親族などの周囲の苦悩も描かれているとこが、よかった。
性的指向に関係なく、映画として普通に名作で、
シチリアから切り取ったオシャレで美しい映像、優れた演出、引き込まれる脚本、良い音楽…
よく出来てます。
『ラストナイト・イン・ソーホー』に使われた曲「You're My World」のイタリア語版(コッチが原曲)も使われてます。
性的少数者への考えを変える作品だと思います。
いい映画だったなー!と思って席を立ちました。
1人でも多くの人に!!
シチリアサマーは1980年10月17日にシチリア東岸にあるジャッレという町で恋人同士だったジョルジョ(25歳)とトニー(15歳)が果樹園の樹の下で頭部を撃ち抜かれた状態で二人が手を取り合い、お互いに向かいあうように横たわった状態で発見された事件が題材となっている。犯人はトニーの13歳の甥が疑われ犯行を自供するも後に違うとわかり、未だなお犯人はわかっていない未解決事件である。
映画では同世代である、というように着色されているが、事実とは異なるので説明しておく。
わたしが映画を見て非常に心苦しいと思ったのがジャンニが母親にニーノとの関係を咎められたとき、母親が言い放ったセリフはどれだけ多くの若い子の人生を苦しませているんだというセリフが、同性愛なんてカトリック教徒の多い土地柄故に決して許される行為ではなく、それでもジャンニとニーノは先が見えなくとも二人で生きる決意をして駆け落ちしてしまう。
それが最終的に二人の人生の最期となるのだが若い命がこんな形で失われてはいけない。人を愛することはどんな形であれど自由であるべきだ。この作品は是非色々な方に見て頂きたい素晴らしい作品である。そして亡くなったジョルジョとトニーの御冥福を御祈りします。