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ウォーロード 男たちの誓い評論(13)
ストーリーは、中国・清朝末期に、実際に起こった暗殺事件をもとにしたもの。盗賊のアンディ・ラウ、金城武が、ジェット・リーが義兄弟の契りを結び、乱世の戦いの渦中に飛び込む。戦は「義」のため、「義」とは貧乏だということで、武器を持っていないことで、略奪や殺伐されないようにするためという旗印のもと、金城武演じるウーヤンは盗賊仲間を惨死する。これを契機に本格的に戦に参戦していく。
エンドロールで暗殺の真相はわかっていないとあったので、解説を読んでみたら「ラストは魂を揺さぶられることだろう」とのコピーが。でも、これには反論あり。だってラストで評価を下げたな、というのが私感だから。
「義」のために戦ってきたのではなかったのか、ラストで義兄弟の契り「投名状」の誓いに背いたとして暗殺を企てるのでは、ウーヤン、命乞いしていた盗賊仲間はムダ死にじゃないか、4000人もの農民兵士を見捨てたのは「まんじゅう」のためだけか。なんてしらけてしまった。
女性がウーヤンにあっさり殺されない描写には、したたかさが感じられてよかった。いたく関心した。
金城武は、自身の映画の中でよくナレーターになりますが
「恋する惑星」の時も、「不夜城」の時も
あの声にやられちゃいました。
この映画の中では、本当に情熱的な若武者を演じて
今までに見たことのない「強さ」を感じました。
香港で見てきた友人に聞いたところによりますと
とても大切なシーンがカットされてて、本当に残念だと
言ってました。
やはり、出演者も、監督としてもせっかく作り上げた作品が
国によってカットされるシーンがある・・ということは
本当に悔しいことでしょう。
それでも、スピード感あふれる展開で
男たちの凄まじいまでの「思い」のぶつかり合いが
素晴らしい演技のぶつかり合いとなって
この映画を気品あるものに仕上げていると思います。
内容はとてもへヴィですが、女性でも十分楽しめる
娯楽映画でもあると思います!
すっかり裏側で隠れちゃってますが
カッコイイ!男の中の男の映画です。
(ここでは金城武君も闘いますし(笑))
私は中国の歴史映画って大好き!
・・・なんですが
アヘン戦争の知識がないもんで
ストーリーの面白さが十分に伝わらず
そこんとこ自分で反省です(>_<)
豪華イケメンキャストで
目では十分楽しめましたけど・・・ね^^
それにしても
中国って、お饅頭がとっても大切な食べ物なんですねぇ~(@_@。
「レッドクリフ」でもお饅頭を食べるシーンがありましたが
この映画でも似たようなシーンがあり・・・
ビックリです^^
お饅頭を食べる時は敬意を払わなくっちゃ(笑)
5月21日MOVIX伊勢崎にて観賞
パンも、アルフもウーヤンも切なくてかっこよすぎる!表情が最高にしびれる!もう一度みたい。
中国は清朝のときから、奥が力をもって、しもじもを意地汚く支配しているのだなー。
キャスティングは感泣モノなのにねえ・・・。
もっと良い時期に公開してればもっと陽の目を観れたと思うのよね。
秀逸なのは、アクションシーン。
痛みが伝わる。
良いです。
血をビュービュー出せばいいってモノじゃないけれど、見事です。
大軍に依存せず、個人技でも見せてくれる。
ジェット・リーは、やっぱり棒術が見事。
「レッド・クリフ」の痛みが伝わらないアクションとは大違いっす。
ストーリーはね、まあ、権力者にありがちな闇闘争をバックボーンに義兄弟の熱い繋がりを描くと言う、そんなに新鮮味がないものだけど、主演3人が良いもんだから、感動してしまう。
特に後半なんかは、グイっと引き込まれる。
伝えたいものは単純ゆえにダイレクトに伝わります。
たまには、こんな直球な作品も良いなあ、と思いました。