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箱の中の女 処女いけにえ プロット 日本 09月07日 1985 台灣上映
女だけの都 プロット フランス 01月01日 1900 台灣上映
燃ゆる女の肖像 プロット フランス 12月04日 2020 台灣上映
溺れゆく女 プロット フランス 09月15日 2000 台灣上映
縮みゆく女 プロット アメリカ 06月06日 1981 台灣上映
沈みゆく女 プロット カナダ 02月16日 2002 台灣上映
ゆけゆけ二度目の処女評論(2)
確かにレイプシーンから始まりますし、乱交シーンもあります、女性の肌ももちろんあります
しかし劣情を昂進させ性欲を満足させることをまったく目的とはしていません
不思議な映画としての魅力が充満しています
舞台は原宿の表参道神宮前交差点、今の東急プラザの所にかって建っていた、昔は有名なビルだった原宿セントラルアパートのほぼ屋上だけでお話が進行します
少しだけ5階の室内とエレベーター、階段が映りますが、あくまで屋上がメインです
一種の密室劇なのです
撮影は白黒
2回だけ回想シーンがカラーで挿入されます
一度目は青、二度目は鮮血の赤です
衝撃のある効果的な使い方です
タイトルはレイプされる女子高生が朗読する何かの詩の一節のようです
音楽の使い方も渋く素晴らしいセンスです
主人公の青年は助監督とのこと
不思議な正常と異常の紙一重の境界線にいる人間を素で表現しています
二度レイプされたというのは、二度の安保闘争の暗喩かもしれません
8月8日と少女が言うのは1967年の同日の新宿駅での米軍燃料輸送列車事故のことかと思います
これが引き金となって、本作の1年前の1968年10月に起こった新宿騒乱を思い出せと言っているのだと思います
しかしこんなことは付け足しです
フリルであってテーマではありません
むしろ左翼的な思想はどうでもいいこととメッセージを発しているように思えます
ストーリーにも大した意味は有りません
本作の目指したものは虚無感なのだと思います
投げやりな気分
豚野郎どもを殺してしまいたい
死んでしまいたい
そんな当時の学生運動の武装闘争のムードを反映させたものなのだと思います
ピンク映画となめてはいけません
若松孝二監督はピンク映画界の黒澤明と言われるそうです
ピンク映画だから観ないでいたのはもったいない限りでした
傑作です
若松監督の理由なき暴行も傑作です
何故か映画.com にはエントリが無くレビューできませんのでこちらに合わせて書きます
格差社会と出口の無い疎外感を描いた心に残る傑作中の傑作です
21世紀の今こそ高く再評価されるべき作品です
リメイクされるべきです
是非とも合わせてご覧下さい
最初に観た時と感じ方が違いましたね。
とにかく性欲あふれるヒッピーを観て、豚野郎と思う。
男性にとって「●ックスと言うのは汚いものでしかない」とでも思ってたのでしょうかね?
ヒッピーを惨殺し、その状態で男と女ははしゃぎあいながらじゃれあうという時間が男性にとって、うれしかったのだろうか?唯一見せる笑顔がそこだったから。
砂浜がコンクリートに変わっただけかもしれない。
でもいざ女性と●ックスするのは出来ない。なにを拒んでいるのか?輪姦されたことがトラウマになっているのか?
走りながら笑いながら話しているというのが最大の告白だったのかもしりませんな。
『愛してた?』
わかりませんw
血のりが一か所ついていないところがあるので(記録ミス)、そこ差し引きます。