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猿の惑星 キングダム評論(9)
1968年の猿の惑星は、テレビで見て度肝を抜かれた事を覚えています。
今回の映画は猿の惑星 聖戦記に続く第四作ですが、復習していなくてもOKな作りになっています。
チンパンジーやオラウータンやゴリラの表情が良く描かれていました。
また、色々登ったする動作もスリリングで、鷹匠の様なシーンもきれいでした。
丁寧に映像を紡いでいて、ストーリーの大筋は良い感じですが、話の運びがスムーズでなく、残念です。
主人公のノアに感情移入しているので、人間に対して良い感情をモテないのが、
この映画が3.5となった理由です。
でも、まだ続きそうなのでまた見ると思います。
ラストはバッドよりだが続けるのだろうか?そこまでの魅力は無かった。
恐怖で言語能力が退化するかと思った。。
何でも集団になると恐ろしいもんだけど、喋る猿ってのはヒトの集団とはまた違う怖さだったな。動きに野生が残ってる分、威嚇がヒトのそれより迫力があったわ!
何度かマジで震えた!!
しかし意外とくすり笑いあり、じわっと涙目ありだったのもよかった。
何しろ映像の美しさと迫力が凄いので目が持っていかれがちだったけど、仲間愛にうるっとくる場面も多くてよかったな。
おさるの国には行きたくないけど面白かった!!最後のオチもまたよし。
そしてIMAX 、前回はリトルマーメイドで観たんだけど、すごく酔っ払ったのが今回は平気だったー!
座った場所にもよるのかな。
また試してみたいです。
やっぱあの大画面は没入感すごいねえ。
ちなみに猿の惑星はこの作品が初めてでした。前作も観てみたいです。
そもそも第1作目の『猿の惑星』(1968)は100年以上ある映画の歴史の中で最も面白い作品と言っても決して過言ではない名作中の名作。そこから56年目にして、シリーズ第10作目!
そしてこのフランチャイズは、2001年の『PLANET OF THE APES 猿の惑星』を除いて名作ばかりが続く奇跡のシリーズ!
ただし前作『猿の惑星:聖戦記』(2017)では新シリーズが見事に締め括られていたので、これ以上新作を付け足すのは止めておいた方が良いのではないかと心配しながら本作を鑑賞しましたよ。
…で、本作。
すごい映像、だけど長い…。
過去作を見てない人たちには面白いんじゃないかな。
個人的には…期待してたのとは違った…。
でもまあ、まだ続きがあるみたいだし、今後に望みを託します。
ちなみに、本作を見てリブート3部作が核戦争のせいで世界が終末を迎えた訳じゃないことに気付きました。
リブート3部作って、もともとオリジナル5部作とは別の世界だったんだね。
どの層にも良い人は居るし悪い人も居る。
散策に出た人類のチームが無防備であっさりやられるとはちと考えられないんだけどね…
まぁご都合主義は仕方がない?
ハッピーエンドとは言えないバットエンド寄り。
映像は素晴らしいんだけどね。