「ひとくず」の上西雄大監督が、宮古島の小さなホテルを舞台に人びとの絆と再生を描いた人間ドラマ「宮古島物語ふたたヴィラ」の続編。大阪から宮古島にやって来た不動産業の碧海貴吉が建設した小さなビラ「ふたたヴィラ」は、宿泊をすると心から願う再会をかなえてくれると言われ、さまざまな人が訪れるようになる。島の人びとから「かんかかりゃ」(神様)と呼ばれるようになった貴吉が亡くなったことから、「ふたたヴィラ」を継承した娘・陽葵は、人びとに再会と救いをもたらすために宮古島に身を置く。「ふたたヴィラ」によってさまざまな家族の絡み合った糸がほどかれ、多くの人たちが愛情を取り戻していく。宮古島でリゾートビラやリゾートマンションを展開する株式会社リゾートライフの会長で、上西監督と交流があった柴山勝也をはじめ、松原智恵子、古川藍、徳竹未夏ら前作からのキャストのほか、賀集利樹、奈美悦子、村田雄浩、笹野高史らが顔をそろえる。
宮古島物語ふたたヴィラ 再会ぬ海評論(2)
演劇化もして欲しい‼️
クリスタルヴィラ宮古島だった事をきっかけに
前作「宮古島物語ふたたヴィラ」も鑑賞し、
今回続編も鑑賞することにしました。
泊まれば心から願った再会が叶うというふたたヴィラを舞台に
それぞれの絆や愛が描かれる心温まる感動の物語。
旅行で行った時の宮古ブルーの海、美しい空を思い出すとこんな嘘みたいな奇跡が起きても
不思議ではないような気持ちになる天国のようなヴィラでした。
自分の心情と重ねたりして後半は涙が止まりませんでした。大切な人を思い出すことができる素敵な作品。
残念な部分は前作を拝見した時にも思いましたが、物語に必要なのか?と感じる暴力シーンや暴言など。急に雰囲気が崩れ、感動が薄れてしまいました。
ふと現れ、言葉を発さずに只ならぬオーラを出す柴山さんは
実際にヴィラのオーナーさんのようでいつか宮古島でお会いしてみたいと思いました。
私の前にもかんかかりゃとして現れてほしいです。