METライブビューイング2023-24 プッチーニ《つばめ》
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05月31日 台灣上映
壁は語る
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06月01日 台灣上映
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06月07日 台灣上映
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プロット
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03月29日 台灣上映
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ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ評論(20)
言わずと知れた太宰治の名作。
売れない作家の大谷を支え続けた妻、佐知の話。
したたかで美しい女性の映画だった。
ストーリーはつまりがどうしようもないダメ男を妻が支え続けるというもので。
佐知は明るくしたたかでまっすぐで、最高の奥さんだけれどもそれゆえに大谷は苦しくなる。
浮気をするけれど佐知に思いを寄せる男のことは気になる。
一見すると、大谷の心のバランスの悪さとかばかりが目についてしまうけれど、きっとお互いに依存している夫婦の話だったように思う。
佐知はきっと大谷を待つ自分、大谷を好きな自分、大谷を支えている自分、それによって自分自身をささえていたのかなぁなんて思ったりもしました。
それは男性を妻が支える時代だったからなのかは分からないけれど、「夫婦愛」という言葉ではくくれないような二人のアンバランスな心の関係が描かれた作品のように思いました。
まーほんで何が素晴らしかというととにかく松たか子。浅野忠信も、見事にダメ男ぶりを演じきっているんだけれど、松たか子の演技が秀逸!松たか子がいかに素晴らしい女優さんかということを改めて思い知った作品。
どこまでもまっすぐに大谷を支え続ける佐知。
まっすぐな女性は時に女性の目から疎ましく見えてしまうものだけれど、一切それがなかった。
なんかこう、まっすぐすぎるとうっとーしいというか。それが無かった。
非常に印象的なシーン2つ。
1.佐知が初めてチップをもらうシーン。
チップをもらった彼女はあっけらかんと
「わたし、お金になるんですね」
という。
その言葉の嫌みのなさが凄い。
嫌みなく演じた松たか子が素晴らしい。
あ、そう思ったんだな、とだけ思うまっすぐな一言。
その一言と表情で、佐知という女性のすべてがわかるような一発だった。名演技。
2.佐知が堤真一演じる弁護士さんのもとに向かうシーン。
とある決意をして彼のもとに向かう佐知は、口紅を買う。
その口紅を塗るシーンがまー、なんとも言えない。
大谷を助けるために女性であるという武器を使う決意をし、向かう彼女。
この映画の中でいっちばん松たか子が魅力的なシーンでした。
あとで気づいたけど監督さんがサイドカーに犬の人と一緒でした。言われてみれば空気感がにている。
話の盛り上がり??はあんまりないので物足りなく感じるひともいるかもしれませんが、個々の俳優さんの名演技が光る作品です。脇役まで全員素晴らしい!
個人的には広末涼子があんまり好きじゃないけど、今回の役どころは良かったような気がする。かもしれない。
最後のね、シーンも素敵です。なんか、「うん、うん、それでいいよ、うん」ってなる感じ。
晴れても無い、雨でもない。そんな日に咲いてる花を見ているような、そんな映画でした。
はずなのだが…楽しみなの
だが…ってなかなか
出てこなかったよ(笑)
愛する夫の為にどんどん
悪くなっていく佐知さん!
帰って来ない
お金は盗んだりする
浮気相手はたくさんいる
酒グセが悪い
などなどトラブルばかり
起こす夫を健気に支え
待つ。
私ならとっくに無理かも[m:75]︎
妻夫木くんに速攻で乗り換え
るかも⁈秒殺かも(笑)
でも、別れられない気持ち
も少しわかるような…
佐知も私が支えないと!
と頼られる事により、
生かせてもらってるのかも…
余韻が残る映画です!
松さんの演技がいいd(^_^o)
できたら部屋を暗くして
見るのがオススメです。
松たか子が美しかったなぁ…。
しっとりとした気分になりました。
いや〜良かったです。
映画館で見ればよかった。
したたかな女の描き方は、いかにも男性目線だなーとも思いました。