本日またまた休診なり
プロット
日本
09月30日 2000 台灣上映
ニューヨークの休日
プロット
アメリカ
04月19日 1964 台灣上映
ローマの休日
プロット
アメリカ
08月07日 2020 台灣上映
トスカーナの休日
プロット
アメリカ
06月12日 2004 台灣上映
日本橋
プロット
日本
10月01日 1956 台灣上映
東京の休日(1991)
プロット
日本
11月02日 1991 台灣上映
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本日休診評論(5)
貧乏人からは診療費はいつでもいいからと、赤ひげのような存在である大先生。悠子と湯川の息子・春三(佐田啓二)の恋物語になるかと思っていたら、ヤクザの加吉とお町(淡島千景)の悲恋のような感じだった。かなり純情な物語だろうとたかをくくっていたが、悠子はレイプされたわけだし、お町なんて金持ちの愛人になり流産するという展開。それでも暗い雰囲気はなく、飄々とした明るい先生やきちがいの勇作のおかげで笑わせてくれる人情物語。
しかし、ストーリーは詰め込み過ぎだし、ディテールの欠如といった、まだ戦後映画の黎明期といった印象が残る。
時代背景はともかく'50年前の作品とは思えぬよさがあります。
鶴田浩二、岸恵子、三国連太郎、佐田啓二、淡島千景それに新劇メンバー多数の多彩なメンバーを相手に主役をはれるのは、柳永さんしかいません。
それにしても昔の人の演技力はすごいです、映画の作り方がかわってきたせいでしょうか、このごろの俳優にハートが感じられません。
戦後復興しかけている日本の情景もなんだかリアルに「こんな感じだったのか」と思うことができた。