きっと忘れない
プロット
アメリカ
10月15日 1994 台灣上映
ひとりぼっちじゃない
プロット
日本
03月10日 2023 台灣上映
それでもボクはやってない
プロット
日本
01月20日 2007 台灣上映
女はそれを我慢できない
プロット
アメリカ
06月26日 1957 台灣上映
もう、ひとりじゃない
プロット
日本
01月24日 1998 台灣上映
きのう生まれたわけじゃない
プロット
日本
11月11日 2023 台灣上映
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きっと、それは愛じゃない評論(20)
やや苦手なジャンルだが、役者さん皆さん達者な演技で最後まで楽しめたので★3つ。
原題名の"What's love got to do with it?"って、ピンとこなかったので調べたら"has/have A got to do with B" というイディオムで、イギリス英語でよくつかわれる言い回しらしい。
最高のラブストーリーなんだけと、宗教・家族・多様性などの問題が織り交ぜられて、うゎお面白かった~😃
主役のリリー・ジェームズ、演技も存在感も、メグ・ライアンみたいでした🎶
単なる恋愛ではなく、宗教・結婚観・多様性・寛容性について考えさせられる。
ゾーイの言葉ひとつひとつが面白い。
子供によむおとぎ話も面白い。
お見合い結婚に関する意見と、恋愛結婚に関する意見よくわかる。
お見合い結婚の価値も、もう少し上げた方がいいと思いました。
是非、皆に観てほしいです。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))
タイトルや予告からすると恋愛ものかな?という感じで、確かに雰囲気的にはそうですが、展開としては全然違う展開になります。
日本以上に多くの移住者が暮らすイギリス、ロンドンを舞台に、宗教も違えば考え方も違う人が結婚する(前提)として付き合う中で、色々な考え方がぶつかり合う…という激しいシーンはないですが、日本ではおよそ「仏教かキリスト教か」くらいで、そもそも結婚やお付き合いに宗教を持ち出すことが一般的ではない(してもいいけど、普通はしない)中において、海外のイギリスでは多様性の地域で、この映画ではイスラム教やイスラム教にのっとった結婚の在り方、といったものが描かれます。
この関係で映画のタイトルがやや「ミスリードなのかな」という気と(このタイトルと予告編ほかを見て、これらの論点は予習できない)、イスラム教の独特のワードが出てくるので(コーラン(クルアーン)どころではなく結構多数のカタカナ語が出る)、かなりその部分がわかりにくい、といったあたりです。ただ、これもまた当然のことですが、舞台はイギリスであるので憲法典などが保証する「信教の自由」は保障しつつも「それが極端に身分行為(婚姻離婚など、民法の一部の分野など)に立ち入らないようにする」という政教分離の考え方が生きとおっている点は日本と同じであり、一部のワードは出ても、「イスラム教が上でキリスト教が下」とか、そういった考え方がそもそも映画内に出てこないし(もちろん、日本でも思想良心の自由はあるので「思うだけ」なら自由だが、口に出した瞬間にアウト)、この点についても映画は「意識的に」避けたのか「実際にそうだから」避けたのか(このように国自体で守っているところとしては日本やイギリス、また国教としてイスラム教をあげつつも政教分離をあげて「かなり世俗化」しているトルコ等のように)「それが当たり前だから」ということで描かれなかったのは良かったところです。
映画のタイトルは実は「ある意味」「タイトルだまし」な部分も一応あるといえばあるのですが、「異文化を知る」「異文化との共存」という観点から見るのはおすすめです(日本ではイスラム系の方と交流する機会は一部の地域を除いてないものと思います)。
採点に関しては特に気になる点までないのでフルスコアにしています。
ウェルメイドなラブコメでありながら、パキスタンの文化にも触れられる良質な作品。カズは最後の最後まで「男気」を見せないのも不満ですが、その感想自体が「多様性」に反するものですかね?
冷静になるとパキスタンの保守的な文化に西欧の進歩的な考えを押し付けているようにも見えなくはないのですが、監督がインド系のパキスタン人なのでギリギリ許される表現なのかもしれません。
とはいえ、楽しめました!