直木賞作家・重松清のベストセラー小説を、阿部寛と北村匠海の共演で実写映画化。「糸」「護られなかった者たちへ」の瀬々敬久監督がメガホンをとり、幾度途切れても必ずつながる親子の絆を描き出す。昭和37年、瀬戸内海に面した備後市。運送業者のヤスは愛妻の妊娠に嬉しさを隠しきれず、姉貴分のたえ子や幼なじみの照雲に茶化される日々を過ごしていた。幼い頃に両親と離別したヤスにとって、自分の家庭を築くことはこの上ない幸せだった。やがて息子のアキラが誕生し、周囲は「とんびが鷹を生んだ」と騒ぎ立てる。ところがそんな矢先、妻が事故で他界してしまい、父子2人の生活が始まる。親の愛を知らぬまま父になったヤスは仲間たちに支えられながら、不器用にも息子を愛し育て続ける。そしてある日、誰も語ろうとしない母の死の真相を知りたがるアキラに、ヤスは大きな嘘をつく。
とんび評論(16)
作中ではかなり涙を誘うシーンが多く、私は阿部寛さんが泣くたびに泣いてました笑
原作はまだ読んだことがないのですが、私的にとても素晴らしい映画だったので、早速原作の方も読んでみたいと思います(o^^o)
中学時代は全カットすべきだと。匠海君に演らせるのならね。
カツラ感ありありで見てて辛かった…
尻バット事件で相手親が押しかけて退部を迫るのが中学時代の見どころなのに中途半端過ぎ。
高校時代の早稲田大〜広島大で揺れ動くシーンで十分盛り上げられたと。
安田顕は凄く良かったです。
ヤスとの関係が幼い頃のシーンが無くとも目に浮かぶ見事なキャスティングだと思いました。
全体的に小さい頃のアキラに時間割きすぎて大学時代ー社会人のアキラとヤスの絡みが無さすぎて悲しい。
法学部なのに雑誌編集のバイトに就いた事に憤慨するヤスとか赤い布団か青い布団で悩むヤスとか。
アキラがたえ子さんと幸恵さん(&頼子さん)の中で甘やかされ?シーソーのシーンも見たかった。
ヤスの父親に会いに行くシーンも中途半端過ぎて無くても良良いよね?
その分会社に押しかけて編集長と絡むシーンをしっかり描いて欲しかった。
コピーなんかじゃ無く『社外秘』としてね。
取ってつけた様なアキラの受賞歴とかヤスの写真選びとかいる?
無駄?を編集するのが監督の腕の見せ所なのに。
原作読んで無ければもっと感動が有るのかも知れないけど…
少なくとも原作は泣けます。
瀬々監督は直球を投げさせたらずっしりと重みがあるが、変化球もほしいところ。
子を持つ親ならどうしても感情移入はしてしまうが、少し出来過ぎた展開だった。
母親を亡くし街のみんなに育てられたというテーマなのに、そのシーンや積み重ねた年月の厚みが見られなかった。139分ある割に描き方が薄かった印象。
特におじいちゃんになった時代のシーンは必要だったのかと思わせるぐらい老いメイクが低クオリティでコントみたいだった…あと少年時代の坊主もヅラ感満載で見ていられなかった…
また世代を超えて年月が行き来する構成になっているが、阿部寛が変わらなさ過ぎて若干違いが分かりづらかった。
ただ昭和の時代や田舎の人情感は懐かしくなったし、帰る場所があるっていいなって改めて思った。
阿部寛の演技はどんどん年季が入り厚みが増している。(直近で同じく瀬々監督の『護られなかった者たちへ』など)その渋い顔で堪える目からこぼれ落ちる涙に何度もやられた。
他はなんだか全体的にふわっとした芝居に感じてしまった。安田顕と濱田岳には笑わせられたけど。
北村匠海の年配演技だけは頂けなかったけど、それ以外は凄い人たち勢揃い✨✨✨個人的には喋るしもべえに感動www
ストーリーについては……想像の範疇を超えず😅でもどんな年代の人にでも少なからず刺さるポイントや共感できるポイントはあるんぢゃないかなー。
昭和って時代は温かかったなぁ💕
今からでもあの頃の人と人の繋がりや温もりを取り返せたらいいのに😊
振り回される息子のお話。
いいお話です。
なんだかんだ言ったって、
結局、お互いに
愛があるってことなんですよね。
親子の二人はもちろん、
ワキを固めてる
安田顕さん、薬師丸ひろ子さんが
良かった。さすがです。
どうでもいいんだけど、
ちょっと気になったのは
令和元年のシーン。
平成元年から30年経ってるわけだから、
二人は50代だから、まあ、あんな感じかな。
だけど、
息子、娘は若すぎないか?30代でしょ?
妹なんか見方によっては高校生だった。
まあ、一瞬だし、
特に大事なシーンでもないんで
ホント
どうでもいいんですけど。
(原作にも無いらしいし)
見て損はないです。
清々しい気分で終われますし。