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ヴァルビィの奇跡 プロット スウェーデン・デンマーク合作 01月25日 1992 台灣上映
奇跡の海 プロット デンマーク 04月12日 1997 台灣上映
奇跡の丘 プロット イタリア 09月22日 1966 台灣上映
奇跡の旅 プロット アメリカ 06月19日 1993 台灣上映
奇跡の人 プロット アメリカ 07月05日 1980 台灣上映
奇跡のロングショット プロット アメリカ 01月01日 1900 台灣上映
奇跡の2000マイル評論(20)
暖かい人々との出会い、愛犬の死。感動的です。映像美も良かった。
揺れる感情が生々しい
同期となったであろう
最愛者の喪失に、またも対峙し
果てに辿り着く 海の青
よかった
人生を模索する若い女性の一人旅/自分探しの旅は、映画に打ってつけ。
辿り着いた先に見出だしたものは…
一人旅とは言っても、お供が。そのお供がやはり意表付く。
愛犬はまだしも、ラクダ! ユニークだが、旅の舞台である砂漠では心強い連れ。
その砂漠地帯やオーストラリアの殺伐とした地方の広大な映像。大自然の厳しさ、雄大な美しさを伝えるに充分。
旅に出会いや別れは付き物。
旅に出る前、ラクダの調教や譲ってくれた牧場主たち。
彼女の旅に興味を持ち、写真に収めたカメラマンの青年。
その一方…
旅の途中で、辛すぎる別れ。自らの手で、苦しむ欠けがえのない“相棒”を…。
このシーンは胸に迫った。
旅は過酷。旅と言うより、サバイバルと言ってもいい。
髪はボサボサ、肌は荒れ、身体中乾燥。
ミア・ワシコウスカが熱演。
ほぼ素っぴんノーメイクでいつもの白く透き通る魅力はかなぐり捨てながらも、それでもその美貌と魅力が映えているのはさすが。
体力的にも精神的にもキツい砂漠踏破の旅。
何故、こんな旅を…?
それでも旅を続ける。
旅の先には…
ミアの熱演や詩的な語り口や作風で、良質作である事に違いはない。
でも、自分好みで良かったかと問われたら…。
時折過去を交え、彼女の背景も描かれるが、旅に出るまでに至る経緯が今一つ弱く感じた。
過酷な旅と彼女の複雑な内面が一見リンクしているように見えて、ダラダラ淡々と盛り上がりに欠ける。
この作風は好き嫌い分かれる。
確かに凄い事をやってのけた。
彼女自身もこの旅の中で、何かを見つめ直し、何かを見つけ、何を大きく得ただろう。
しかし自分としては、この2時間弱の旅の中で、特別得るものは無かったかな…。