シモキタブレイザー
プロット
日本
02月16日 台灣上映
英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2023/24 ロイヤル・バレエ「くるみ割り人形」
プロット
イギリス
02月16日 台灣上映
記憶の居所
プロット
日本
02月17日 台灣上映
彼女はなぜ、猿を逃したか?
プロット
日本
02月24日 台灣上映
つ。
プロット
日本
02月24日 台灣上映
RED SHOES レッド・シューズ
プロット
オーストラリア
03月15日 台灣上映
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TEKKEN 鉄拳評論(7)
あれ、面白いぞ?
原作知らないほうが楽しめるかもしれません。キャラクターの設定とか生い立ちとか世界観を丁寧に説明してくれていたので難しく思うところはありませんでした。アクションもなかなかかっこよくて、ゲームが原作なんだな、と思えば変な髪型も奇抜な安っぽいコスチュームのキャラも終始半ケツのヒロインもかっこよく見えました。きっと原作ファンには物足りない部分も何も知らない私からすればスッキリまとまったよいストーリーに感じました。
作品は違うけどゲーム実写化のバンダムストファイとチュンリーのやつの数倍面白かったです。
それもそもはず「24」「プリズン・ブレイク」の監督さんが手掛けていた作品だったのですね。格闘ゲームの実写化は、それなりにゲーム臭さが残るものですが、これはアクション映画として、充分に成立しています。
CGを多用せず、出演者の肉弾戦が展開されていて、格闘競技シーンが見所の一つになっています。もちろん格闘競技シーンのそれを彷彿せせるものですが、オリジナルのゲームのキャラクターを踏襲しつつ、さらに実写ならではアクションの醍醐味を味わいさせてくれるものでした。
また国産ゲーム由来ならではの作品に流れる日本人としての精神が、三島財閥の総帥平八によって体現させられているところも、同じ日本人として心地よいものでした。
本作は、格闘アクションばかりでなく、世界秩序がゲリラ戦争で崩壊した後の荒涼とした世界観を背景に、三島財閥の三代にわたる愛憎に満ちた父子関係を描く人間ドラマにもなっています。平八と対立する息子の一八の憎しみは、まるで戦国時代の斎藤道三と義龍の関係に酷似しています。そして一八のあずかり知らぬところで誕生してしまった仁との関係も複雑。母親殺しの仇として実の父親への復讐を狙って、鉄拳トーナメントに乗り込む仁ではあったが、いざ復讐の機会を得たとき、ためらってしまうのは親子の血のつながりの故でしょうか。
とにかくラストまで、スカッと派手なアクションに引き込まれてしまう作品です。ぜひレンタルをお勧めしますよ。