オリガ・スミルノワのジゼル in cinema
プロット
115分
03月08日 台灣上映
ネイビーシールズ ラスト・ソルジャー
プロット
アメリカ
03月08日 台灣上映
ブリンダーヴァナム 恋の輪舞
プロット
インド
03月15日 台灣上映
デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章
プロット
日本
03月22日 台灣上映
ボンゴマン ジミー・クリフ
プロット
西ドイツ・ジャマイカ合作
03月22日 台灣上映
ナチ刑法175条
プロット
アメリカ
03月23日 台灣上映
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イレイザーヘッド評論(20)
ちょっとクスっとなるところもある。
まずこの題「イレイザーヘッド」。
鉛筆につく消しゴムのような髪型をした主人公ヘンリーと、彼の生首を原料に消しゴム鉛筆が生産される劇中の悪夢を指している。
あと意外とヘンリーは子育てに頑張っているのも笑える。
個人的だけど奇形児が意外と可愛くて、それをまさかあんな風になっちゃうのが悲しくてしょうがなかった。
終始薄暗くて、工場のような音がして、ジメジメして不気味だった。
ネットに詳しく感想を書いている人がいたので、それを見てなんとなくわかったような気がしたけど、初見じゃついていけない。
意味のわからないカットが多すぎる。
製作に5年くらいかかったらしいので、1つ1つ意味があるのだと思うけど、ぼくには理解できない。
「エレファントマン」はもっとわかりやすかった。
しかし産まれた赤ん坊は異様に小さく奇形の姿をしており、絶えず続く夜泣きにメアリーはノイローゼになり、家を飛び出してしまう。
そんなり赤ん坊の面倒を見ることになったヘンリーの悪夢のような一夜を描いた巨匠デヴィッドリンチ衝撃のデビュー作。
正直1mmも理解できなかったし、圧倒的に異質な映像と世界観にドン引きして、鑑賞中ずっと顔引きつってたと思う笑。
現実なのか夢なのか見分けもつかないまさに悪魔のような出来事が次々と展開されていき、その全てが圧倒的に理解不能。
まったく肌に合わなかった為、かなり評価の低いトラウマ的作品になりかけているが、こういった独自の世界観を、形はどうであれ映像化できる手腕に心底感心した。
マルホランドドライブもそれなりにしんどい内容だったがそれを遥かに上回っている作品だった笑。
またいつか観たいとは思うけど内容を知ってしまった為、暫くは遠慮したい笑。
赤ん坊との一夜がもちろん1番しんどかったが、メアリーの実家での空気感も異常だった笑。
印刷工のヘンリーは話があるからといってメアリーX(スチュワート)の両親からディナーに招待されたわけだが、出されたチキンは動いていて、汁がドドッと溢れてくる。そこがチキンファミリーの特異さだったのだろうが、とにかく次の場面が新婚生活。赤ん坊の泣き声がうるさいからと言って新妻は実家に帰ったりする(笑)。ひな鳥に似てるというより、顔は鳥そのもの。不気味であってもそのうち情が湧いてくる哀しさ。しかし、女房の身体から気持ち悪いものがいっぱい出てきたり、頬にコブがついてる少女がステージで踊るという悪夢。なぜか、アパートのセクシーな隣人と一夜限りの関係を持ったりして、その晩には自分の首が飛び、それが鉛筆工場で消しゴムにされるという悪夢。最後には興味本位で赤ん坊の身体に巻き付いた包帯を切ると、そこには内臓がむき出しになった姿が・・・
カルトすぎる内容だけど、オープニングから惹かれてしまう(笑)。多分受精シーンを気持ち悪く描いているのだろうけど、その気持ち悪い物体(オープニングでは精子だと思っていた)が後半にどんどん出てくるところが凄い。この精子の意味するところは主人公ヘンリーの欲望そのものであったに違いないが、それを戸棚にしまってあるのが彼の禁欲を意図するところか。この気味悪い生きた物体が精子だと仮定すると、全体的な意味がよく伝わってくる。
キてるキてる。頭が狂ってますねぇ!
徹頭徹尾イカれた映画だと思いました。精神病を発病せずにギリギリ踏みとどまっているサイコジーニアスのエッセンスが濃度200%詰まった、リンチそのものといった雰囲気の作品ですね。
『マルホランド・ドライブ』でも感じたのですが、ギャグが面白いんですよね。リンチ流キ印ユーモアが個人的にとにかくツボで、全編ニヤニヤしながら観ました。
オープニングのヘンリーの口から根本敬が描くような精子がニュルーンと飛び出したり、嫁一家が全員狂ってたりとキャッチーなところから、ヘンリーの顔芸までとにかく笑えました。BGMが不安を煽るような不気味さがあって、それがまたギャグに思えるんですよね。タメ演出の多用も含めて、とにかくやりすぎ感が可笑しくてしょうがなかった。観客がシーンと観ていたため、ゲラゲラ笑えなかったのですが、小声でブツブツとツッコミを入れながら鑑賞しましたね〜。
中盤の訳わかんない展開も最高としか言えませんね。何あの地獄のマリリン・モンローみたいなヤツ。よくあんなの思いつくな。その後に頭がフッ飛んで、本当にイレイザーヘッドになったり、死ぬかと思いました。何が合格だよ!あの展開は好きすぎる。
そしてあの超キモい嬰児がヤバヤバで、ほんとモノクロで助かりました。あれがカラーだったらグロすぎて観てらんないですよ。wikiを読んだら、どうやって動かしているか、リンチは絶対にネタばらししないため、現在でも謎とのこと。これも絶対ギャグだよなぁ。
あと、意外とヘンリーの部屋もうっすらキモいですね。ベッド横に、盛り土の上に枯れ木を刺したような絶望的なオブジェがあったり、どこを見てもブラックな笑いがハンパないです。
本作はリンチが若くして父親になり、その恐怖を描いたものらしいです。
それでもヘンリーはなんだかんだと子育て頑張ってましたね。キモベイビーが病気になった時に蒸気を当てたり、意外とイクメンなヘンリー。でも頑張りきれないんですよね。そう考えると、虐待してしまう親は、子どもがあんな風に見えてしまい、頑張るものの愛すに愛せず、最終的に…みたいなプロセスを経るパターンもありそうだなぁと思います。
まぁ、よくこんなキてる映画を5年もかけて撮りましたねぇ。病的な執念がないと難しいでしょうし、発病しないように踏ん張るには映画を作り続ける必要があったのかもしれません。