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天使の火遊び プロット 日本 06月02日 2001 台灣上映
天国の本屋 恋火 プロット 日本 05月29日 2004 台灣上映
天城越え プロット 日本 02月19日 1983 台灣上映
天幻城市 プロット 台湾 01月22日 1994 台灣上映
炎の城 プロット 日本 10月30日 1960 台灣上映
男の城 プロット アメリカ 01月02日 1955 台灣上映
火天の城評論(20)
だからと言ってあの話を映画にしてもねえ〜と思ってしばらく見ないでいた作品。
アマゾンプライムで視聴。
原作の主題さえも引き継がれてなかった。
原作のいろんなエピソードをつまんで作りましたという感じだけどエピソードつまむにしてもつまみ方の思考が現代風。
映画にも出てくる大きな石
あれは物語では 赤い大蛇のような筋が入ってて
石を見た信長が城の前に置くというのを石工のリーダーが
「これは動かしてはいけない石です。死人が出ます」
って言うので信長が、「やらぬと言うなら お前の首をはねる、いやそれじゃお前は喜んで差し出すだろうからお前の嫁と娘の首をはねる!」
と言うと
「この石を動かす死人の数を考えるなら妻も娘も喜んで首を差し出しますでしょう」
って言う。
うわっ そう言うんだ!っていう驚きがあったりするわけで。
城作りについても
あの時代の城郭建築は その後の城とは違っていて
秀吉が作る墨俣城とまでは行かなくとも
その戦の場所場所に出向いて行ってさくっと作るもの。
そう言う知識的な事も読んでわかっていくわけで
戦に追随しつつ作る城造りとうって変わって作る異形の城の
図面を引くのは息子で 棟梁の西田敏行はなんか悪い予感がしてて それを表すかのように結局炎上するという
身も蓋もない話。
原作ままだと西田敏行は、いいとこなしの主人公になっちゃうから そのままってわけには行かなかっただろうとは思う。
だからあんまり見たいと思わなかったんだと思う。
一番の違和感
原作にない娘の役のセリフが現代的すぎてこれはちょっと頂けない。
お母さんのそばにいてくれたら(仕事ほっといて)
って、20世紀にも言えてないしそもそも思わない。
21世紀になってやっとですよ。
この時代にそれは言うわけがないなあ
というか 仕事に口突っ込みすぎ。
原作の時代考証が台無しなので
これは 題名が同じで別のもの
ですね。
原作知らなければどんな感想になったんだろうか。
安土城が完成されるまでの過程と、又衛右門を中心とする宮大工達の人間ドラマは西田敏行にピッタリの役柄でした。
やっぱ親方様はわがままですね。
又右衛門の物造の技術を認めたのだから、もう少し又右衛門の言うことを聞いてあげればいいのにって!!
又右衛門が行き詰って暴れた時、いつも笑ってる妻の田鶴に文句を言ったが、その笑いは..........父の教えだと!!
ちょっとジ~ンときました。
それにしても敵陣の大庄屋甚兵衛は、職人的感性で又右衛門の協力をするも殺されちゃったのはかわいそうだった~ぁ
観せてあげたかったよ、お城を...............。
あとどこが見せ場だったのかわからなかった
はじめのお城の模型を燃やすシーンが一番おもしろさのピークだったかな…
セットはすごいと思いました