正体をつかめない隣人の恐怖を描いたスリラー。監督は『Going All TheWay』のマーク・ペリントン。製作は「オスカー・ワイルド」のピーター&マーク・サミュエルソン兄弟と、トム・ゴーライ。共同製作はジャン・ヒギンスとリチャード・S・ライト。製作総指揮はトム・ローゼンバーグとシガー・ジョン・シグヴァトソン、テッド・タネンボウム。共同製作総指揮はジャド・マルキン・エドロス。脚本は新鋭アーレン・クルーガー。撮影は「死にたいほどの夜」のボビー・ブコウスキー。音楽は「ロスト・ハイウェイ」のアンジェロ・バタラメンティ。美術はテレーズ・デプレス。編集はコンラッド・バフ。衣裳はジェニファー・バレット・ペリントン。タイトルデザインは「セブン」「ナイトウォッチ」のカイル・クーパー。出演は「ビッグ・リボウスキ」のジェフ・ブリッジズ、「ナッシング・トゥ・ルーズ」のティム・ロビンス、「イン&アウト」のジョーン・キューザック、「死の接吻」のホープ・デイヴィスほか。
隣人は静かに笑う評論(17)
ちょっと稚拙じゃない?って感じる部分がけっこうあって驚いた。
まずはイントロの、少年の怪我。
あそこまでセンセーショナルな出来事をもってきたんだから
話の筋にもっと関係させてほしかった。
ほんとは子ども同士で遊んでたんではなくって…とか。
そこらへんは匂わすだけだし、中盤以降はその子関係ないしってちょっとね。
謎解きの部分も、もうちょい面白くできた印象。
終盤のあたりに脚本の雑さが気になった。
なんか愚痴みたいになっちゃったけど、これリメイクしたら化けるかも。
ティム・ロビンスのところは個人的にジェイク・ギレンホールで見てみたい。
ジェフ・ブリッジスは目の小さいとこが好き。
2度見たくなる脚本で、悪魔的なティム・ロビンスに脱帽。すべての動向が計算とは最初は流石に気付かない。
演出はやや古くさい部分はあるが、サスペンスの良作ではある。
邦題も的確なタイトルで素晴らしい。