シックス・デイ
プロット
アメリカ
12月16日 2000 台灣上映
シックス・パック
プロット
フランス
06月02日 2001 台灣上映
ストップ・メイキング・センス
プロット
アメリカ
04月02日 2016 台灣上映
シックス・ストリング・サムライ
プロット
アメリカ
03月26日 1999 台灣上映
シックス・ミニッツ・トゥ・ミッドナイト
プロット
イギリス
11月04日 2022 台灣上映
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シックス・センス評論(20)
だが、予告編では心霊映画の印象が強かったのに対し、本編はホラー要素よりもヒューマンドラマ的要素のほうが多く、良い意味で裏切られました。なかでも、ラストシーンでは親子の愛に感動し泣いてしまいました。
しかし、肝心の「大どんでん返し」については、ネタ明かしの前に気がついてしまったので、視聴前の期待ほどの「大どんでん返し」は体験できず。。。期待値が高すぎたのかもしれません笑
ただ、さすがは「大どんでん返し」の名作と呼ばれる作品。巧妙な伏線の張り方で、初めてトリックに気がついた時の感動と驚きはなかなかのものでした。
もし、ホラーが苦手で、予告編だけ見て本作を避けている方がいらっしゃいましたら、損してるかもね、と伝えたいです。笑
母親に愛されず虐待死させられてしまったキラに表れているように、愛されなかった子どもたちの訴えが、この映画の主題なのかな、と二度目の鑑賞で思いました。
両親の愛情をたっぷり注いでもらっている、あのあざとい咳止めのCM。しかし現実では多くの子どもたちは虐待され、死に追いやられている。その浮かばれない霊が彷徨いコールに助けを求めてやって来るのだろう。
コールのおばあちゃん、つまりリンのお母さんとの関係も愛し愛されの関係を望んでいたのだろう。それがラストのコールのセリフによって明かされる。感動のシーンだった。
結婚して子どもをもうけたとしても、離婚してしまえば子どもには辛い状況がのしかかる。
この映画が公開されてから20年あまり。
夫婦愛を育み、親子愛を育み続けられている家庭はどのくらいあるのだろう。
ホラー風味の辛辣なラブストーリー。
いやー、見事に騙されましたー!まさか、マルコムが〇〇だったとは!!その結末を知った上でもう一度頭から見ると、いろんなところに散りばめられた伏線が非常にたくさんあったことに驚かされました。マルコムが近づくと寒がるアンナ、一人分しか用意されていない食事、閉ざされた地下の書斎。一番衝撃的だったのは、劇中マルコムがコール以外とは会話していないということ。マルコムには話しかけないのコールの母リン。。レストランで一切会話しないアンナ。。こんなにたくさんの違和感があったのに気づかなかったとは、見せ方の素晴らしさを見せつけられました。でも、1年間もみんなから無視し続けられても(そのはずですよね?)、平然としているマルコムのメンタルってスゴいですね(笑)
あと、コールの人間的な成長の展開もまたよかった。最初はただただ幽霊の存在に怯え、ヒステリックになり、周りから白い目で見られていたコールが、現れた幽霊と向き合い、話を聞いて、自分にできることを行う前向きな子供に生まれかわった姿。さらにはお互いに完璧な母親、優秀な子供ではなかったかもしれないけど、最後まで繋がり続けたコールとリンの親子の絆もまた印象的でした。
コール役を演じたハーレイ・ジョエル・オスメントの天才っぷりがまたスゴいですね!あの不安げな表情、ヒステリックな表情、いろんな表情を使い分けて、演技していたスキルの高さに脱帽です。