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サンタ・サングレ 聖なる血評論(11)
ホドロフスキー監督作。相変わらずシュールすぎる画が多いが、ホーリーマウンテンよりは物語のメッセージが分かりやすく幼少期の体験の重要さが染みる作品でした。
ホドロフスキー監督が初めて商業映画を意識して作った作品ということだけあって、これまでのホドロフスキー作品とは違ってかなりしっかりとした映画らしいストーリー性がある。しかしそのストーリー性の中にしっかりとホドロフスキー監督らしさが詰め込まれているので、文句無しのホドロフスキー作品に仕上がっていて素晴らしい。
これまでのホドロフスキー作品同様に音楽が本当に素晴らしい。ノリノリのマンボからホドロフスキー監督らしいサーカスチックな曲や繊細で悲しげな曲など、どの曲も映画をしっかりと盛り立てていて本当に素晴らしい。
内容もホドロフスキー監督らしさに溢れていて素晴らしい。内容を一言で表すとアダルトチルドレンの救済。機能不全家族で育った孤独な男フェニックスの幼少期のトラウマ、そして毒母の支配からの卒業。彼の沈んだ気持ちを癒してきたアラジンやピエロ達の存在、そして天使の様なヒロイン・アルマの存在が心を潤す。愛による魂の救済。ホドロフスキー監督流のサイコスリラー。
一人っ子でマザコンを抱えている、もとい、母に対して愛憎半ばする心境をもつ私には喉元に刃を当てられたような強烈な映画だった。
感動すらしたホドロフスキーで(初めて)
美しいシーンがいくつもあって
心に残ります…
血の吹き出し加減が絶妙!
ぞうさんが哀れで…
美男子の息子も哀れだった
ホドロフスキーが商業映画を意識して撮ったと言われる本作はオカルトホラーな印象も。
基本的にはホドロフスキー節まんまにも思えるし話自体も進まずに止まっている感覚に陥るがホドロフスキーの世界観は健在で魅了される数々の場面。
ヤッパりユニークでユーモア溢れる笑ってしまうのが不謹慎な演出も所々にでも普通に観客を集めるにはコア過ぎるのは否めないし良い意味で商業映画への道は失敗に終わったような。
ホドロフスキーの作品の中で一番B級感漂う映画であるのは間違いない。
母親の腕を切り落とすカメラアングルは最高。