英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2023/24 ロイヤル・バレエ「くるみ割り人形」
プロット
イギリス
02月16日 台灣上映
フィリピンパブ嬢の社会学
プロット
日本
02月17日 台灣上映
マリア 怒りの娘
プロット
ニカラグア・メキシコ・オランダ・ドイツ・フランス・ノルウェー・スペイン合作
02月24日 台灣上映
変な家
プロット
日本
03月15日 台灣上映
デューン 砂の惑星 PART2
プロット
アメリカ
03月15日 台灣上映
12日の殺人
プロット
フランス
03月15日 台灣上映
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バベル評論(20)
今じゃ、天才子役と謳われた姉のダコタをも凌ぐ売れっ子ぶりだもんなあ。
まさに子役姉妹の下剋上って言うやつですね。
日本公開時には、菊地凛子の鮮烈なメジャーデビューが話題を呼んだけど、まさかこんなに気分がヘコむ陰湿な話だったとは思わなかった。😖
ヤスジローは感謝の気持ちでモロッコのガイドに猟銃をあげるがそこから悲劇が生まれてしまった。家族関係の違いや国ごとの対比から多くのことを考えさせられる作品。
サンディエゴに住む不法移民の女性のお手伝いさん(アドリアナ・バラッザ)は息子の結婚式に出るため、育てている子供二人を連れてメキシコに行く。
東京都心に住む父娘(役所広司、菊地凛子)、娘は聾唖でいつも不機嫌、母親がいないことが関係しているらしい。
この三つの物語がつながっていくのだが、見事な構成で観終わった後はとても満足できる。
バベル。話が通じないもどかしさを描いている?ってことだよね。バベルみたいなマンションの最上階で、話のできない聾唖者の娘と父がわかり合う?
解説みたいの読んで、やっとこのテーマに気づくことができた。世界は繋がってるとか、よくある話だけど。
それにしても、やっぱり子どもだよね。大人がしっかりしないと子どもが大変になっちゃう。忙しいとか、イライラするとか、子どもを働かせちゃうとか。そりゃあると思うよ。あると思うけどさ。子どもにちょっと寄り添いたいよね。そうですよ。
なんで裸?裸はどういうこと?
あの、みんなで飲んだ薬の効果は?
日本編のつながりが謎だけど、言葉を超えたつながりを取り戻すというそういうのが日本編でしかない。
他は、通訳がいるし、おばあちゃんとのやりとりくらいかな。
うーん。
エンドロール最後の、子供に寄せる言葉が印象的。「最も暗い夜の 最も輝ける光」
東京の、チェコの母の自殺の真相は明らかではないが、思春期の娘がいるストレスは理解出来なくもない。物質的に恵まれた未熟な母親だったか?父親も同じく。
ラストの父子には今を乗り越えれる救いを感じた。チェコには強くなってほしい。
アメリカの子供二人も、悪状況のなか助かった。子供は強い。
モロッコでは、自然の中で生きる人々の中に入ってきた近代的な銃によって起こる悲劇。
豊かさは誰かの悲しみの上にある。
しかしブラピ妻の痛みを和らげてくれたのは、現地の老婆の麻薬的なものであり、見返りを求めない看護。
豊かさを求めるだけでは駄目なんだと皆分かってはいる。
聖書のバベルの意味に興味が湧いた。
やり直したい夫婦がモロッコへ行く設定は「シェリタリングスカイ」を思い出した。
あれは音楽坂本龍一だったなと思っていたら、これにもまた教授の美貌の空が使われていた。渋谷のシーンのピコピコも懐かしい音。
そしたらなんと教授本人が渋谷交差点の通行人で出て来たのには驚いた!
好きな方は探してみてほしい。一瞬ですから!