モーツァルトとクジラ
プロット
アメリカ
02月10日 2007 台灣上映
クジラ 極道の食卓
プロット
日本
02月14日 2009 台灣上映
52ヘルツのクジラたち
プロット
日本
03月01日 台灣上映
12人のイカれたワークショップ
プロット
日本
11月19日 2021 台灣上映
ヤギと男と男と壁と
プロット
アメリカ・イギリス合作
08月14日 2010 台灣上映
風と樹と空と
プロット
日本
07月12日 1964 台灣上映
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イカとクジラ評論(20)
81分と短いので気軽に見始めたがしんどかった。濃くて。離婚によって振り回される兄弟。特にヘヴィな出来事があるわけでもないのだがこりゃキツイ。
80年代NYの作家夫婦。俗物を馬鹿にし、汚い言葉を連発し、子供達に恋愛事情だけでなく下半身の事まで言ってしまう。こんな親では色々屈折もするだろう。次男のフランクが素直ないい子と見せて図書館で問題自慰するわアルコール飲んでるわで…。結局全員が問題を抱える、ヤなヤツなのだ。
そして救いもなく物語は終わる。格闘するイカとクジラを見つめながら。
80年代文化、フランス映画、テニス選手ネタなどがくすぐりのように出てきたりするところもインテリ層特有のセンスかな。おおよそ一般的な家庭ではないが、評論家受けしそうだなと感じたよ。それから80年代にアメリカ家庭崩壊映画が多く作られた、ということを思い出したりした。
人間はわがままだ。それは周囲の人を傷つけてしまうほどに。
ローラ・リニーは知的な作家にも、若いテニスコーチに溺れる中年女にも、息子を愛する優しい母親にも、すべてぴったりハマっていた。
でも嫌ぁな感じも無く全体的に和んだ雰囲気で進んで行く物語に楽しめる。
父親は明らかに長男に悪影響を与えていて母親も冷たいしあれでは彼女は離れてしまう。
子育て放棄?全開で悪気もない両親の振る舞いに笑ってしまうしイラっとさせられるが唯一まともで闇が深そうな次男の行動に癒される。