みえない雲
プロット
ドイツ
12月30日 2006 台灣上映
みんなのヴァカンス
プロット
フランス
08月20日 2022 台灣上映
つみきのいえ
プロット
日本
03月07日 2009 台灣上映
白鳥の歌なんか聞えない
プロット
日本
05月25日 1972 台灣上映
みんなのうた
プロット
アメリカ
01月31日 2001 台灣上映
みんな誰かの愛しい人
プロット
フランス
10月30日 2004 台灣上映
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みんなのいえ評論(14)
ドタバタの展開のように見せて視聴者は
ドタバタに見えない。
三谷映画は3作に1作当たりで2作は駄作
映画「みんなのいえ」(三谷幸喜監督)から。
ストーリーは、全体を通してコメディなのだが、
その合間、合間に、私をくすぐる台詞が満載だった。
特に、家を建てるとなると、十人十色のアドバイスをしたがる。
「家(うち)は頑丈なのが一番なんだよ」
「内開きのドアなんて聞いたことがねぇや」
「風水ではね・・・」などなど・・
その中で、一番気になった台詞は、田中邦衛さん演ずる父親役
大工の棟梁・長一郎さんが、呟いたアドバイス。
「風はばかにできねぇぞ、風はよ」
家を建てる場所を見に行って、若い夫婦に助言したシーン。
どんな家がいい、和風だ、洋風だ・・そんなことより、
建てる場所に吹く風の強さは大事だぞ、といいたげだった。
基礎よりも大切なこと、それは自然とどう向き合っていくか、
そんなことを教えていただいた気がする。
この台詞は、監督・三谷幸喜さんが
この映画で伝えたかったこととは違うかもしれないけれど、
ゴルフに夢中の私には、聞き逃せないフレーズだった。
「スィング、飛距離、正確さ」より「自然とともに・・」が
一番大切なことかもしれないな、と苦笑いさせられた。