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イップ・マン 完結評論(20)
と、思っていたら立川シネマシティ2で上映しているではないですか。まあ東京には違いないが。
と、いうわけで約25年ぶりに立川での映画鑑賞。当時はまだ2本立てが当たり前だったなあ。
まさか大スクリーンでイップ・マンの最後を観れるとは。ありがとう立川シネマシティ。
さて映画についてだが、うーんなんというか、魔人ブウを倒した後のドラゴンボールというかカイオウを倒した後の北斗の拳というか、とにかくヒット作を終わらせるのが惜しくて無理にもう一本作った感じだ。前作で終わりでよかった感が強い。
まあ前作はアクションといいエモーショナルなドラマといいカンフー映画のお手本とも云える完璧な作品だった。あの次を描くとなれば、どんな脚本だろうと蛇足感が出てしまうのは致し方ないトコロか。
今作はとにかくイップ・マンを闘いの場に立たせる為に強引に作られた脚本という気がしてならない。無理筋と思える展開も致し方ないのかもだが、現在の中国政府の下では良い外国人ってのは描いてはいけないのかねえ。
しかしながらアクションに関してはやはり素晴らしく、序盤ではドニー対ウー・ユエが実現。
この二人はSPLの1と3の主人公同士でファンを喜ばせるカードだ。アクロバティックなカンフーも良かったが型がビシッと決まる本作のカンフーもまた素晴らしい。
そしてラスボスはスコット・アドギンス!
ハンサムでグッドシェイプでアクションもキレッキレなのだが、妙に悪役が多い(笑)
ま、そこは演技力も有る為と考えよう。
本作でも思わず、「おおっ!」っと唸るアクションを軽々と披露してくれる。彼の映画でオススメ出来るのは「ニンジャ・アベンジャーズ」位しか思い浮かばないのだが(笑)、ドニーとの対決が観られたのはアクション映画馬鹿としてはこの上ない眼福でした。
もっと売れて欲しい俳優であります。
本作は完結と銘打たれていますが、出来映えとしては勝手に先に終わらせた「イップ・マン最終章」の方がまだ少し良かったと思える程です。
なので勝手なお願いだが、10年後に初老になったドニーにもう一度イップ・マンを演じてもらいたい。
シブさを増したドニーが演じる激シブのイップ・マン。観てみたいとは思わないだろうか。
なので完結と云わず、10年後におかわり待ってます!
追記
とにかくありがとう立川シネマシティ2。
この後イップ・マンシリーズを1週間ずつ全て上映する様なので、お気に入りの1作を大スクリーンで改めて観るのも、ファンならば充分に有りでしょう。
アメリカ社会と華僑との対立、華僑の中の世代間対立が描かれております。
客人のイップ・マンは、その中にあって、二項対立ではない第三の道を模索する立ち位置。
いま2020年のこの時、米国vs中国…だけでない二項対立(世代間・貧富…etc)が、むしろ煽られる形で起こっております。
そんな中、第三の視点でものを見る事も必要かと、この映画を見て感じました。
煽情や挑発に負けない、確固たるイップ・マンのような心で…
あなたの武道が、世界に認められたからこそ実現した師匠の実像。
あなたの功績が、あなたの大切な人々、あなたの残された映像を通して、もっともっと映画化されるといい。
水のようにしなやかで、炎のように美しい武術を、もっともっと見続けたい、そう願う。