「新感染
ファイナル・エクスプレス」のヨン・サンホ監督が2014年に発表した長編第2作で、信仰というデリケートな題材を取り上げて描いた社会派アニメーション。ダム建設のため水没することが決まった田舎の村に、粗暴な中年男ミンチョルが久々に帰ってきた。ミンチョルが不在の間、彼の妻子を含む村人たちは、新しくできた教会の若きカリスマ牧師ソンを崇めるようになっていた。それが村人たちの財産を狙う詐欺師ギョンソクの陰謀だと気付いたミンチョルは、阻止するべく立ち上がる。しかし村人も警察も、トラブルメーカーであるミンチョルの話にまったく耳を貸そうとせず、ミンチョルは「悪魔に憑かれた男」の烙印を押されてしまう。「息もできない」のヤン・イクチュンが主人公ミンチョルの声を担当。第34回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭アニメーション部門で最優秀作品賞を受賞した。
我は神なり評論(8)
ダム建設で水没が確定している村に帰ってきたダメ中年オヤジが、村に根づいてしまった詐欺信仰宗教に立ち向かう御話。
主人公の中年オヤジはダメダメぶり発揮。
周りもまともだと思える奴余りいないし、詐欺集団にやられるだけやられる闇映画。
舞台やストーリー的には少し面白い所はあるものの、村や村民の哀愁等がアニメから伝わって来ないのが残念。
実写であれば村ならではの苦しみ、人々の考えがより映像や音で伝わってくると思うのだが、、、、。
私的には物語を通じてダメダメ親父の心の変化ぶりを観たかったものだ。。。(最後だけじゃ面白くも無い。)
人間の病みを存分に観たい方はどうぞ。
あざとい、と思う。
アニメで撮るべき理由が見当たらない。
少し贔屓目には見るが画力は正直不充分。
アニメ映画でしたが、韓国産なので、まだまだ絵が汚い感じはあります。が、話は面白かったです。