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ゲット スマート評論(20)
と疑いながら見てたけど、
アン・ハサウェイが出て来て、
防音のアイテムが出て来てからはコンスタントにギャグも
笑えてとても楽しかったです。
滑ってところも多々あったけど、
何と言ってもアン・ハサウェイが反則級に可愛いので
ずっと見てられる。
みんなキャラも立ってて後半に行くにつれ、
ギャグもパワフルになってて全体的に面白かった。
アメリカン・コメディはどうも日本じゃウケない。理由のひとつは字幕翻訳にあるかと思うのですが、この映画では特に台詞が多くて訳しきれてないような気がします。字数制限がある中で大変な作業なのですが、チャック・ノリスを翻訳しておきながら“ファビュラス・ベイカリー・ボーイズ”を訳さないのは映画ファンに対して失礼なんじゃないかとも思ってしまいました。
破壊した建物が核工場だったはずなのにパン工場だったとわかった直後のことで、男2人女1人のスパイたちだっただけに一人で笑ってしまいましたが、これは英語力があるわけじゃなく、たまたま直感が働いただけのことです・・・
実はローワン・アトキンソンの『ジョニー・イングリッシュ』のほうが好みなんですけど、それと比べると前述した台詞の多さもあるし、主人公がドジったことが次から次へと悪い方向に向かうスラップスティックとは違い、分析官としての優秀な頭脳のおかげで失敗がすぐに収束してしまう点でしょうか。言ってみれば、マックスはドジだけど結構カッコよかったりするのです。で、このおかげで前半は笑えずじまい。まぁ、核施設に爆弾仕掛けるってのも、マックスだったこともあってハラハラしたのも原因の一つ。
だけど、後半になってからは金のかかったアクションに魅了されてしまいました。それに悪の組織“カオス”にしても、「LAを爆破するのはいいけど、政治批判してくれる映画スターまで・・・」などと嬉しいことを言ってくれます。また、『華氏911』でもお馴染みになった大統領が同時多発テロ当時に小学校で本を読んでた映像も(笑)。カーチェイスもよかったし、アラン・アーキンの曲乗りシーンも凄かったです。
『40歳の童貞男』のスティーヴ・カレルと、『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイ。007シリーズのジョーズにも似たダリープ・シンも良かったです。そしてスピンオフも観たくなってしまうブルース(マシ・オカ)とロイド(ネイト・トレンス)。細かくカメオを発見しようと心掛けていたのにビル・マーレイに気付かなかった・・・ドジ。
クールな美女とスクーター。
カッコいい風なBGM。
終始笑いが止まらない!
アンハサウェイとの任務も無事遂行しハッピーエンド。
ダンスのシーン最高でした。