エーゲ海を舞台に八人のイタリア兵たちの姿をユーモアと風刺を混じえて綴ったドラマ。九一年度アカデミー外国語映画賞受賞作品。監督はTurne(89 末)のガブリエーレ・サルヴァトレス。製作はジャンニ・ミネルヴィーニと「ボイス・オブ・ムーン」のマリオ&ヴィットリオ・チェッキ・ゴーリ。脚本はヴィンセンツォ・モンテレオーネ。撮影はイタロ・ペットリッチョーネ。音楽はジャンカルロ・ビガッツィが担当。主演はギリシャ出身でこの作品で海外デビューのヴァンナ・バルバ、サルヴァトレス作品は三作目となるディエゴ・アバタントゥオーノ。
エーゲ海の天使評論(1)
映画って観終わった後、如何に楽しかったとしても、どこか心を動かすことの疲れがある気がしますが、この映画はそういったものからは随分、かけ離れたもののように思えました。どこかしら、軽い気持ちで観ていられる映画でした。たまには、こういうのも良いかもですね。
ただちょっと終わり方がベタだったのは、どうかなぁ、なんていうのがありましたかね?